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2010年10月25日

田舎暮らしの形 (ライフスタイル)

 

今日における「田舎暮らし」の形(=ライフスタイル)は

多様化しています。

 

概略、以下のように整理できるでしょう。

 

    移住 (田舎に居宅を構え日常的に生活する=どっぷり田舎派)

   ⅰ.田舎社会に積極的に溶け込んでいく  

   ⅱ.田舎社会とは距離をおく独居

 

    二地域居住 (都会と田舎を反復的に往来する)

【居宅所有別区分】

 A.都会にのみ居宅があり田舎へ往来する

 B.都会と田舎の両方に居宅があり往来する

【居宅形態別区分】

 a.自宅確保(新築、中古購入、賃貸など)

b.リゾート(会員権利用)

【往来形態別区分】

 イ.定期的 (ホリデーワーキング、援農など)

ロ.季節的 (リゾート保養など)

 

この「移住」と「二地域居住」では、当然のことながら

田舎での生活様式は大きく異なります。

 

よって、「田舎暮らし適性」なるものも

どのライフスタイルを選択するかで

当然違いがあると思われます。

 

また、年齢、世帯構成、年収、資産、健康状態といった

デモグラフィック特性(人口動態的特性)や

生活価値観、欲求、性格といった

サイコグラフィック特性(心理学的特性)は

人によって多様であり、

かつ時間の経過によっても変化していきます。

 

こうしてみると、都会に住む田舎暮らし志向者が

田舎を舞台とした自分なりのよりよい暮らし方

(移住、二地域居住等)を選択、実現するには

検討段階において田舎暮らし適性を自己診断することが

とても有用と考えられます。

 

これから掲載してシリーズでは、

こうした田舎暮らし適性というものを見極めるのに

参考となる道しるべ(判断尺度)を明示していきます。

 

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