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菅の十王堂(すげのじゅうおうどう)
十王堂前の土手の斜面に、お堂と村道を覆うように大枝を張って生育している。中枝にやや枯れ枝が見られ、老木の様相を呈している。樹勢がよく整い、山里の春には他の桜に先駆けて、淡紅色で空いっぱいに広げた開花期は実にすばらしい。木祖村天然記念物に指定され、樹下に古くから伝わる十王堂と、江戸時代前期からの年代を持つ多数の石造物が建立されていることから、樹齢500年以上と推定される。
(写真は木祖村役場から提供)

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