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ノルディックウォーク in 南信州
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ノルディックウォークとは?

<ノルディックウォークの発祥>

ノルディックウォークは元々、1930年代から北欧のクロスカントリー選手が夏場に行っていたトレーニングのひとつでした。2本のストックを使って道や野山を走ることにしました。2000年にはフィンランドにノルディックウォークの国際的な振興団体が設立されたことをきっかけに、世界中で800万人の人々が日本のポールを持って歩いています。
 日本に伝えられたのは1999年のこと。日本ウォーキング学会を訪れたフィンランド人によって紹介されたのが始まりとされています。今では若者から高齢者まで、たくさんの人々がこの新しいエクササイズを楽しんでおり、このノルディックウォークの輪は毎日広がっています。

<ノルディックウォークの運動効果>

ウォーキングでは何となく物足りないけれどジョギングは辛すぎて長続きしない、と考える人も多いでしょう。ノルディックウォークはそんな人たちにとって最適なエクササイズです。ジョギングより少ない負担で、ウォーキングより高い運動効果が得られることがノルディックウォークの最大の特徴です。
 このノルディックウォークは歩く時に下肢の筋群だけでなく上肢の筋群も活動させて全身運動が出来ることになります。さらに、ストックで体重の一部を支え4足歩行が可能になるため、足や膝への負担を大きく軽減できます。それにより太った人や下肢にやや障害のある人でもかなりのスピードで歩くことができます。歩くスピードが同じであれば、ストックを使った方がよりたくさんの運動をしたことになります。ストックの助けが得られるため歩幅が広くなり、歩行速度も上がります。このような特長が有酸素運動としての高い効果をもたらします。
 この有酸素運動がメタボや生活習慣病、脳血管障害、心臓病、さらには認知症予防にも有効だとする研究報告もあります。変形性股関節症、心臓外科、整形外科のリハビリにもこのノルディックウォークが使われています。歩くのが難しかったお年寄りが10〜15分間のノルディックウォークから始める事で正しい姿勢で歩けるようになっていく事例も多く見受けられます。上半身の筋肉を使うため、高齢者や病後の患者にとっては筋力の維持にも有効です。4足歩行なので、身体のバランスがとりやすくなり、高齢者でも転倒の心配なく、安全に歩く事ができます。さらに上体がしっかり起きて背筋がピンと伸び、無駄のない美しい歩行姿勢が維持できます。

<気軽に楽しむノルディックウォーク>

日頃の運動不足が気になるサラリーマン、健康の為に何か運動をと考えている主婦の方、歩く事がだんだん辛くなってきた高齢者の方、など、どんな方でも自分のペースで無理無く続けられるのがこのノルディックウォークの最大の特徴です。
使う道具は2本のストックだけ。自分にあった長さにしっかり調節できたら、さっそくストックを持ってご家族や友人たちと公園や森、小川のほとりなどに出かけてみましょう。木々の美しさや小鳥の鳴き声に季節を感じながらしっかりと地面を踏みしめれば、きっとすがすがしい気持ちになれるでしょう。歩くペースについては、おしゃべりをしながら歩く程度のスピードでかまいません。
さあ、あなたも是非ノルディックウォークの楽しさを体験してみませんか?

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